29.2. 一時ストレージの有効化
一時ストレージを有効化するには、以下を実行します。
すべてのマスターで、マスター設定ファイル (デフォルトは /etc/origin/master/master-config.yaml) を編集するか、または作成して
LocalStorageCapacityIsolation=true
をapiServerArguments
とcontrollerArguments
の各セクションに追加します。apiServerArguments: feature-gates: - LocalStorageCapacityIsolation=true ... controllerArguments: feature-gates: - LocalStorageCapacityIsolation=true ...
コマンドラインで、全ノードの ConfigMap を編集して、LocalStorageCapacityIsolation を有効化します。編集の必要のある ConfigMaps は以下のように特定します。
$ oc get cm -n openshift-node NAME DATA AGE node-config-compute 1 52m node-config-infra 1 52m node-config-master 1 52m
node-config-compute
、node-config-infra
およびnode-config-master
のマップごとに、機能ゲートを追加する必要があります。oc edit cm node-config-master -n openshift-node
すでに
feature-gates:
の宣言がある場合には、以下のテキストを機能ゲートの一覧に追加します。,LocalStorageCapacityIsolation=true
feature-gates:
の宣言がない場合には、以下のセクションを追加します。feature-gates: - LocalStorageCapacityIsolation=true
-
node-config-compute
、node-config-infra
をはじめ、他の ConfigMaps についても同様に繰り返します。 - OpenShift Container Platform を再起動して、apiserver を実行するコンテナーを削除します。
これらの手順を省略すると、一時ストレージの管理が有効化されなくなる可能性があります。