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21.4. Redis の設定例

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実際の使用例として、ConfigMap を使用して Redis を設定することができます。推奨の設定で Redis を挿入して Redis をキャッシュとして使用するには、Redis 設定ファイルに以下を含めるようにしてください。

maxmemory 2mb
maxmemory-policy allkeys-lru

設定ファイルが example-files/redis/redis-config にある場合、これを使って ConfigMap を作成します。

  1. 設定ファイルを指定して ConfigMap を作成します。

    $ oc create configmap example-redis-config \
        --from-file=example-files/redis/redis-config
  2. 結果を確認します。

    $ oc get configmap example-redis-config -o yaml
    
    apiVersion: v1
    data:
      redis-config: |
        maxmemory 2mb
        maxmemory-policy allkeys-lru
    kind: ConfigMap
    metadata:
      creationTimestamp: 2016-04-06T05:53:07Z
      name: example-redis-config
      namespace: default
      resourceVersion: "2985"
      selflink: /api/v1/namespaces/default/configmaps/example-redis-config
      uid: d65739c1-fbbb-11e5-8a72-68f728db1985

ここで、この ConfigMap を使用する Pod を作成します。

  1. 以下のような Pod 定義を作成し、これを redis-pod.yaml などのファイルに保存します。

    apiVersion: v1
    kind: Pod
    metadata:
      name: redis
    spec:
      containers:
      - name: redis
        image: kubernetes/redis:v1
        env:
        - name: MASTER
          value: "true"
        ports:
        - containerPort: 6379
        resources:
          limits:
            cpu: "0.1"
        volumeMounts:
        - mountPath: /redis-master-data
          name: data
        - mountPath: /redis-master
          name: config
      volumes:
        - name: data
          emptyDir: {}
        - name: config
          configMap:
            name: example-redis-config
            items:
            - key: redis-config
              path: redis.conf
  2. Pod を作成します。

    $ oc create -f redis-pod.yaml

新規に作成された Pod には、example-redis-config ConfigMapredis-config キーを redis.conf というファイルに置く ConfigMap ボリュームがあります。このボリュームは Redis コンテナーの /redis-master ディレクトリーにマウントされ、設定ファイルを /redis-master/redis.conf に配置します。 ここでイメージがマスターの Redis 設定ファイルを検索します。

この Pod に対して oc exec を実行し、redis-cli ツールを実行する場合、設定が正常に適用されたことを確認できます。

$ oc exec -it redis redis-cli
127.0.0.1:6379> CONFIG GET maxmemory
1) "maxmemory"
2) "2097152"
127.0.0.1:6379> CONFIG GET maxmemory-policy
1) "maxmemory-policy"
2) "allkeys-lru"
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