8.5.2.5. 環境変数
環境変数を Docker ビルド プロセスおよび結果として生成されるイメージで利用可能にするには、環境変数を BuildConfig
の dockerStrategy
定義に追加できます。
ここに定義した環境変数は、Dockerfile 内で後に参照できるように、単一の ENV
Dockerfile 命令として FROM
命令の直後に挿入されます。
変数はビルド時に定義され、アウトプットイメージに残るため、そのイメージを実行するコンテナーにも存在します。
たとえば、ビルドやランタイム時にカスタムの HTTP プロキシーを定義するには以下を設定します。
dockerStrategy: ... env: - name: "HTTP_PROXY" value: "http://myproxy.net:5187/"
クラスター管理者は、Ansible を使用してグローバルビルドを設定すること もできます。
oc set env
コマンドで、BuildConfig
に定義した環境変数を管理することも可能です。