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24.4.2. OpenShift Container Platform での Microsoft Azure の手動設定

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24.4.2.1. Microsoft Azure 向けのマスターホストの手動設定

全マスターホストで以下の手順を実行します。

手順

  1. すべてのマスター上の /etc/origin/master/master-config.yaml にデフォルトで置かれているマスター設定ファイルを編集し、apiServerArguments および controllerArguments セクションの内容を更新します。

    kubernetesMasterConfig:
      ...
      apiServerArguments:
        cloud-provider:
          - "azure"
        cloud-config:
          - "/etc/origin/cloudprovider/azure.conf"
      controllerArguments:
        cloud-provider:
          - "azure"
        cloud-config:
          - "/etc/origin/cloudprovider/azure.conf"
    重要

    コンテナー化インストールをトリガーすると、/etc/origin/var/lib/origin のディレクトリーのみがマスターとノードのコンテナーにマウントされます。したがって、master-config.yaml/etc/ ではなく /etc/origin/master ディレクトリーになければなりません。

  2. Ansible を使用して Microsoft Azure について OpenShift Container Platform を設定する場合に、/etc/origin/cloudprovider/azure.conf ファイルが自動的に作成されます。OpenShift Container Platform で Microsoft Azure を手動で設定するため、すべてのノードインスタンスでファイルを作成し、以下を含める必要があります。

    tenantId: <tenant_ID> 1
    subscriptionId: <subscription> 2
    aadClientId: <app_ID> 3
    aadClientSecret: <secret> 4
    aadTenantId: <tenant_ID> 5
    resourceGroup: <resource_group> 6
    location: <location> 7
    1
    サービスプリンシパルがあるテナント。
    2
    サービスプリンシパルによって使用されるサブスクリプション
    3
    サービスプリンシパルの appID の値。
    4
    サービスプリンシパルのパスワードを含むシークレット。
    5
    サービスプリンシパルがあるテナント。
    6
    サービスアカウントが存在するリソースグループ。
    7
    リソースグループが存在する Microsoft Azure の場所。
  3. 次に OpenShift Container Platform マスターサービスを再起動します。

    # master-restart api
    # master-restart controllers
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