27.17.3.10. Azure File のオブジェクト定義


Azure file の動的プロビジョニングを設定するには、以下を実行します。

  1. ユーザーのプロジェクトにロールを作成します。

    $ cat azf-role.yaml
    apiVersion: rbac.authorization.k8s.io/v1
    kind: Role
    metadata:
      name: system:controller:persistent-volume-binder
      namespace: <user's project name>
    rules:
      - apiGroups: [""]
        resources: ["secrets"]
        verbs: ["create", "get", "delete"]
  2. persistent-volume-binder サービスにバインドされるロールを kube-system プロジェクトに作成します。

    $ cat azf-rolebind.yaml
    apiVersion: rbac.authorization.k8s.io/v1
    kind: RoleBinding
    metadata:
      name: system:controller:persistent-volume-binder
      namespace: <user's project>
    roleRef:
      apiGroup: rbac.authorization.k8s.io
      kind: Role
      name: system:controller:persistent-volume-binder
    subjects:
    - kind: ServiceAccount
      name: persistent-volume-binder
    namespace: kube-system
  3. admin として、ユーザーのプロジェクトにサービスアカウントを追加します。

    $ oc policy add-role-to-user admin system:serviceaccount:kube-system:persistent-volume-binder -n <user's project>
  4. Azure File 向けにストレージクラスを作成します。

    $ cat azfsc.yaml | oc create -f -
    kind: StorageClass
    apiVersion: storage.k8s.io/v1
    metadata:
      name: azfsc
    provisioner: kubernetes.io/azure-file
    mountOptions:
      - dir_mode=0777
      - file_mode=0777

ユーザーは、このストレージクラスを使用する PVC を作成できるようになりました。

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