12.4.3. 署名ストアからのイメージ署名の自動インポート
OpenShift Container Platform は、署名ストアがすべての OpenShift Container Platform マスターノードに設定されている場合に、レジストリー設定ディレクトリーを使用してイメージ署名を自動インポートします。
レジストリー設定ディレクトリーには、各種レジストリー (リモートコンテナーイメージを保存するサーバー) およびそれらに保存されるコンテンツの設定が含まれます。この単一ディクトリーを使用すると、設定がコンテナー/イメージのすべてのユーザー間で共有されるように、各コマンドのコマンドラインオプションでその設定を指定する必要がありません。
デフォルトのレジストリー設定ディレクトリーは、/etc/containers/registries.d/default.yaml ファイルにあります。
すべての Red Hat イメージに対してイメージ署名の自動インポートを実行する設定例:
docker:
registry.redhat.io:
sigstore: https://registry.redhat.io/containers/sigstore 1
- 1
- 署名ストアの URL を定義します。この URL は、既存署名の読み取りに使用されます。
OpenShift Container Platform によって自動的にインポートされる署名は、デフォルトで 未検証 の状態になり、イメージ管理者による検証が必要になります。
レジストリー設定ディレクトリーについての詳細は、Registries Configuration Directory を参照してください。