2.4. APB 作成コマンド
2.4.1. init
説明
新規 APB のディレクトリー構造を初期化します。さらに、適切なデフォルト値が設定された新規 APB のサンプルファイルを作成します。
使用方法
$ apb init [OPTIONS] NAME
引数
NAME
: 作成される APB およびディレクトリーの名前です。
オプション
オプション (短縮形表記) | 説明 |
---|---|
| ヘルプメッセージを表示 |
| ディレクトリーの再初期化および上書きを強制的に実行します。 |
|
アプリケーションの非同期操作を指定します。通常は |
| アプリケーションをバインド可能な設定で生成します。 |
| プロビジョニング Playbook およびロールを生成しません。 |
| プロビジョニング解除 Playbook およびロールを生成しません。 |
| バインド Playbook およびロールを生成しません。 |
| バインド解除 Playbook およびロールを生成しません。 |
| ロールを生成しません。 |
非同期バインドおよびバインド解除は実験的な機能であり、デフォルトではサポートされておらず、有効にされていません。
例
ディレクトリー my-new-apb を作成します。
$ apb init my-new-apb # my-new-apb/ # ├── apb.yml # ├── Dockerfile # ├── playbooks # │ ├── deprovision.yml # │ └── provision.yml # └── roles # ├── deprovision-my-new-apb # │ └── tasks # │ └── main.yml # └── provision-my-new-apb # └── tasks # └── main.yml
ディレクトリー my-new-apb を作成しますが、プロビジョニング解除 Playbook およびロールの生成を省略します。
$ apb init my-new-apb --skip-deprovision # my-new-apb/ # ├── apb.yml # ├── Dockerfile # ├── playbooks # │ └── provision.yml # └── roles # └── provision-my-new-apb # └── tasks # └── main.yml
ディレクトリー my-new-apb を作成し、古いバージョンを上書きします。APB はバインド可能になるように設定され、async をオプションに設定します。
$ apb init my-new-apb --force --bindable --async optional # my-new-apb/ # ├── apb.yml # ├── Dockerfile # ├── playbooks # │ ├── bind.yml # │ ├── deprovision.yml # │ ├── provision.yml # │ └── unbind.yml # └── roles # ├── bind-my-new-apb # │ └── tasks # │ └── main.yml # ├── deprovision-my-new-apb # │ └── tasks # │ └── main.yml # ├── provision-my-new-apb # │ └── tasks # │ └── main.yml # └── unbind-my-new-apb # └── tasks # └── main.yml