2.8. ノードをスケジュール対象外 (Unschedulable) またはスケジュール対象 (Schedulable) としてマークする
デフォルトで、Ready
ステータス の正常なノードはスケジュール対象としてマークされます。つまり、新規 Pod をこのノードに配置することができます。手動でノードをスケジュール対象外としてマークすると、新規 Pod のノードでのスケジュールがブロックされます。ノード上の既存 Pod には影響がありません。
1 つまたは複数のノードをスケジュール対象外としてマークするには、以下を実行します。
$ oc adm manage-node <node1> <node2> --schedulable=false
以下に例を示します。
$ oc adm manage-node node1.example.com --schedulable=false
出力例
NAME LABELS STATUS node1.example.com kubernetes.io/hostname=node1.example.com Ready,SchedulingDisabled
現時点でスケジュール対象外のノードをスケジュール対象としてマークするには、以下を実行します。
$ oc adm manage-node <node1> <node2> --schedulable
または、特定のノード名 (例: <node1> <node2>
) を指定する代わりに、--selector=<node_selector>
オプションを使用して選択したノードをスケジュール対象またはスケジュール対象外としてマークすることができます。