40.4. クライアント環境での診断の実行
診断ツールは通常のユーザーまたは cluster-admin
として実行でき、これは実行の際に使用するアカウントに付与されたレベルのパーミッションを使って実行します。
通常のアクセスを持つクライアントはマスターへの接続を診断し、診断 Pod を実行することができます。複数のユーザーまたはマスターが設定されている場合、接続のテストはそれらすべてを対象に実行されますが、診断 Pod は現行ユーザー、サーバー、またはプロジェクトに対してのみ実行されます。
cluster-admin
アクセスを持つクライアントは、ノード、レジストリー、およびルーターなどのインフラストラクチャーのステータスを診断できます。いずれの場合も、oc adm diagnostics
を実行すると、標準の場所で標準のクライアント設定ファイルを検索し、利用可能な場合はこれを使用できます。