12.4. サービスアカウントの管理
サービスアカウントは、各プロジェクトに存在する API オブジェクトです。サービスアカウントを管理するには、sa
または serviceaccount
オブジェクトタイプと共に oc
コマンドを使用するか、または web コンソールを使用することができます。
現在のプロジェクトの既存のサービスアカウントの一覧を取得するには、以下を実行します。
$ oc get sa NAME SECRETS AGE builder 2 2d default 2 2d deployer 2 2d
新規のサービスアカウントを作成するには、以下を実行します。
$ oc create sa robot serviceaccount "robot" created
サービスアカウントの作成後すぐに、以下の 2 つのシークレットが自動的に追加されます。
- API トークン
- OpenShift Container レジストリーの認証情報
これらはサービスアカウントを記述すると表示できます。
$ oc describe sa robot Name: robot Namespace: project1 Labels: <none> Annotations: <none> Image pull secrets: robot-dockercfg-qzbhb Mountable secrets: robot-token-f4khf robot-dockercfg-qzbhb Tokens: robot-token-f4khf robot-token-z8h44
システムは、サービスアカウントが常に API トークンとレジストリーの認証情報を持っていることを保証します。
生成される API トークンとレジストリーの認証情報は期限切れになることはありませんが、シークレットを削除することで取り消すことができます。シークレットが削除されると、新規のシークレットが自動生成され、これに置き換わります。