2.3.4.2.2. デプロイ
変更対象が基礎となるアプリケーションイメージであるか、アプリケーションを設定する API オブジェクトであるかを問わず、プロモートされた変更を認識するにはデプロイメントが通常必要になります。アプリケーションのイメージが変更される場合 (アップストリームからのイメージのプロモートの一環としての oc tag
操作または docker push
の実行による場合など)、DeploymentConfig
の ImageChangeTriggers
が新規デプロイメントをトリガーできます。同様に DeploymentConfig
API オブジェクト自体が変更されている場合、API オブジェクトがプロモーション手順によって更新されると (例: oc apply
)、ConfigChangeTrigger
がデプロイメントを開始できます。
それ以外の場合に、手動のデプロイメントを容易にする oc
コマンドには以下が含まれます。
-
oc rollout
: デプロイメント管理の新しいアプローチです (停止と再開のセマンティクスおよび履歴管理に関する充実した機能を含む)。 -
oc rollback
: 以前のデプロイメントに戻すことができます。 プロモーションのシナリオでは、新しいバージョンのテストで問題が発生した場合には、以前のバージョンで問題がないかどうかを確認する必要がある場合があります。