43.2. Primed イメージの作成
自動スケーラーが使用する Primed イメージを自動的に作成するように Ansible Playbook を使用できます。既存の Amazon Web Services (AWS) クラスターの属性を指定する必要があります。
すでに Primed イメージがある場合、新規のイメージを作成せずにこれを使用できます。
手順
OpenShift Container Platform クラスターを作成するために使用したホストで、Primed イメージを作成します。
ローカルホストに新規の Ansible インベントリーファイルを作成します。このファイルには、参加ノードで自動スケーリングを有効にするために
cloudprovider
フラグを割り当てる変数が必要です。これらの変数がないと、build_ami.yml
Playbook はopenshift_cloud_provider
ロールを使用できません。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ローカルホストにプロビジョニングファイル build-ami-provisioning-vars.yaml を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- 既存クラスターの名前を指定します。
- 2
- 既存クラスターが現在実行されているリージョンを指定します。
- 3
False
を指定して VPC の作成を無効にします。- 4
- クラスターが実行されている既存の VPC 名を指定します。
- 5
- 既存のクラスターが実行されているサブネットの名前を指定します。
- 6
- セキュリティーグループの作成を無効にするために
False
を指定します。 - 7
- SSH アクセスに使用する AWS キー名を指定します。
- 8
- Primed イメージのベースイメージとして使用する AMI イメージ ID を指定します。Red Hat® Cloud Access を参照してください。
- 9
- S3 バケットの作成を無効にするために
False
を指定します。 - 10
- セキュリティーグループ名を指定します。
- 11
- 既存クラスターが実行されている VPC サブネットを指定します。
- 12
overlay2
を Docker ストレージタイプとして指定します。- 13
- LVM および /var/lib/docker ディレクトリーのマウントポイントを指定します。
- 14
- Red Hat Cloud を使用する場合、このパラメーターの値を
true
に設定して、ファイルシステムでgquota
を有効にします。 - 15
- アクティブな OpenShift Container Platform サブスクリプションのある Red Hat アカウントのメールアドレスを指定します。
- 16
- Red Hat アカウントのパスワードを指定します。
- 17
- OpenShift Container Platform サブスクリプションのプール ID を指定します。クラスター作成時に使用したのと同じプール ID を使用できます。
build_ami.yml Paybook を実行して Primed イメージを生成します。
ansible-playbook -i </path/to/inventory/file> \ /usr/openshift-ansible/playbooks/aws/openshift-cluster/build_ami.yml \ -e @build-ami-provisioning-vars.yaml
# ansible-playbook -i </path/to/inventory/file> \ /usr/openshift-ansible/playbooks/aws/openshift-cluster/build_ami.yml \ -e @build-ami-provisioning-vars.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Playbook の実行後に、新規のイメージ ID または AMI が出力に表示されます。起動設定の作成時に生成した AMI を指定します。