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8.7. 外部プロジェクトトラフィックの静的 IP の有効化

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クラスター管理者は特定の静的 IP アドレスをプロジェクトに割り当て、トラフィックが外部から容易に識別できるようにできます。これは、トラフィックと特定の宛先に送信するために使用されるデフォルトの egress ルーターとは異なります。

識別可能な IP トラフィックは起点を可視化することで、クラスターのセキュリティーを強化します。これが有効にされると、指定されたプロジェクトからのすべての発信外部接続は同じ固定ソース IP を共有します。 つまり、すべての外部リソースがこのトラフィックを認識できるようになります。

egress ルーターの場合とは異なり、これは EgressNetworkPolicy ファイアウォールルールに基づいて実行されます。

注記

クラスターのプロジェクトに静的 IP アドレスを割り当てるには、SDN が ovs-networkpolicy または ovs-multitenant ネットワークプラグインのいずれかを使用する必要があります。

注記

OpenShift SDN をマルチテナントモードで使用する場合、それらに関連付けられたプロジェクトによって別の namespace に参加している namespace と共に egress IP アドレスを使用することはできません。たとえば、project1 および project2oc adm pod-network join-projects --to=project1 project2 コマンドを実行して参加している場合、どちらもプロジェクトも egress IP アドレスを使用できません。詳細は、BZ#1645577 を参照してください。

静的ソース IP を有効にするには、以下を実行します。

  1. 必要な IP で NetNamespace を更新します。

    $ oc patch netnamespace <project_name> -p '{"egressIPs": ["<IP_address>"]}'

    たとえば、MyProject プロジェクトを IP アドレス 192.168.1.100 に割り当てるには、以下を実行します。

    $ oc patch netnamespace MyProject -p '{"egressIPs": ["192.168.1.100"]}'

    egressIPs フィールドは配列です。egressIPs を異なるノードの 2 つ以上の IP アドレスに設定し、高可用性を確保することができます。複数の egress IP アドレスが設定される場合、Pod は egress の一覧にある最初の IP を使用しますが、IP アドレスをホストするノードが失敗する場合、Pod は短時間の遅延の後に一覧にある次の IP の使用に切り替えます。

  2. egress IP を必要なノードホストに手動で割り当てます。ノードホストの HostSubnet オブジェクトの egressIPs フィールドを設定します。そのノードホストに割り当てる必要のある任意の数の IP を含めることができます。

    $ oc patch hostsubnet <node_name> -p \
      '{"egressIPs": ["<IP_address_1>", "<IP_address_2>"]}'

    たとえば、node1 に egress IP 192.168.1.100、192.168.1.101、および 192.168.1.102 が必要な場合は、以下のようになります。

    $ oc patch hostsubnet node1 -p \
      '{"egressIPs": ["192.168.1.100", "192.168.1.101", "192.168.1.102"]}'
    重要

    egress IP はプライマリーネットワークインターフェイスの追加の IP アドレスとして実装され、ノードのプライマリー IP と同じサブネットに置かれる必要があります。さらに、外部 IP は、ifcfg-eth0 などの Linux ネットワーク設定ファイルで設定することはできません。

    一部のクラウドまたは仮想マシンソリューションを使用する場合に、プライマリーネットワークインターフェイスで追加の IP アドレスを許可するには追加の設定が必要になる場合があります。

プロジェクトに対して上記が有効にされる場合、そのプロジェクトからのすべての egress トラフィックはその egress IP をホストするノードにルーティングされ、(NAT を使用して) その IP アドレスに接続されます。egressIPsNetNamespace で設定されているものの、その egress IP をホストするノードがない場合、namespace からの egress トラフィックはドロップされます。

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