31.3.2. グローバルビルドの上書きの手動設定


BuildOverrides プラグインを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. マスターの /etc/origin/master/master-config.yaml ファイルにプラグインの設定を追加します。

    admissionConfig:
      pluginConfig:
        BuildOverrides:
          configuration:
            apiVersion: v1
            kind: BuildOverridesConfig
            forcePull: true 1
            imageLabels:
            - name: distribution-scope 2
              value: private
            nodeSelector: 3
              key1: value1
              key2: value2
            annotations: 4
              key1: value1
              key2: value2
            tolerations: 5
            - key: mykey1
              value: myvalue1
              effect: NoSchedule
              operator: Equal
            - key: mykey2
              value: myvalue2
              effect: NoExecute
              operator: Equal
    1
    ビルドの開始前に、すべてのビルドがビルダーイメージとソースイメージをプルするよう強制的に実行します。
    2
    すべてのイメージビルドに適用される追加のラベル。ここで定義されたラベルは BuildConfig で定義されたラベルよりも優先されます。
    3
    ビルド Pod は key1=value2 および key2=value2 のラベルが付いたノード上でのみ実行されます。ユーザーはキー/値のラベルを追加定義して、ビルドが実行されるノードのセットをさらに制限することができます。 ただし、ノードには少なくともこれらのラベルを付ける必要があります。
    4
    ビルド Pod にはこれらのアノテーションが追加されます。
    5
    ビルド Pod にある既存の容認はここに一覧されている値で上書きされます。
    注記

    BuildOverrides プラグインを使用して容認を上書きするには、BuildOverrides ノードセレクターを使用する必要があります。

  2. 変更を有効にするために、マスターサービスを再起動します。

    # master-restart api
    # master-restart controllers
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