2.3.3.3. イメージのプッシュとプル
レジストリーにログイン すると、レジストリーに docker pull
および docker push
操作を実行できます。
任意のイメージをプルできますが、system:registry ロールを追加している場合は、各自のプロジェクトにあるレジストリーにのみイメージをプッシュすることができます。
次の例では、以下を使用します。
コンポーネント | 値 |
<registry_ip> |
|
<port> |
|
<project> |
|
<image> |
|
<tag> |
省略 (デフォルトは |
任意のイメージをプルします。
$ docker pull docker.io/busybox
新規イメージに
<registry_ip>:<port>/<project>/<image>
形式でタグ付けします。プロジェクト名は、イメージを正しくレジストリーに配置し、これに後でアクセスできるようにするために OpenShift Container Platform の プル仕様 に表示される必要があります。$ docker tag docker.io/busybox 172.30.124.220:5000/openshift/busybox
注記通常ユーザーには、指定されたプロジェクトの system:image-builder ロールが必要です。このロールにより、ユーザーはイメージの書き出しやプッシュを実行できます。そうしないと、次の手順の
docker push
は失敗します。テストするには、新しいプロジェクトを作成 して、busybox イメージをプッシュします。新しくタグ付けされたイメージをレジストリーにプッシュします。
$ docker push 172.30.124.220:5000/openshift/busybox ... cf2616975b4a: Image successfully pushed Digest: sha256:3662dd821983bc4326bee12caec61367e7fb6f6a3ee547cbaff98f77403cab55