23.2.4. OpenShift Container Platform が GCP ストレージを使用するように設定する
OpenShift Container Platform は、永続ボリュームメカニズムを活用して GCP ストレージを使用できます。OpenShift Container Platform は、GCP にディスクを作成して、正しいインスタンスにこのディスクをアタッチします。
GCP ディスクは ReadWriteOnce
アクセスモードで、1 つのノードで読み取り/書き込み可能な状態でボリュームをマウントできます。詳細情報は、アーキテクチャーガイドのアクセスモードのセクション を参照してください。
手順
OpenShift Container Platform は、
gce-pd
プロビジョナーを使用しており、Ansible インベントリーでopenshift_cloudprovider_kind=gce
およびopenshift_gcp_*
変数を使用する場合に、以下のstorageclass
を作成します。それ以外の場合、Ansible を使用せずに OpenShift Container Platform を設定しており、storageclass
はインストール時に作成されていない場合には、以下のように、手動で作成できます。$ oc get --export storageclass standard -o yaml apiVersion: storage.k8s.io/v1 kind: StorageClass metadata: annotations: storageclass.kubernetes.io/is-default-class: "true" creationTimestamp: null name: standard selfLink: /apis/storage.k8s.io/v1/storageclasses/standard parameters: type: pd-standard provisioner: kubernetes.io/gce-pd reclaimPolicy: Delete
PV を要求して、以前の手順で示した storageclass を使用すると、OpenShift Container Platform は GCP インフラストラクチャーにディスクを作成します。ディスクが作成されたことを確認するには以下を実行します。
$ gcloud compute disks list | grep kubernetes kubernetes-dynamic-pvc-10ded514-7625-11e8-8c52-42010af00003 us-west1-b 10 pd-standard READY