10.8. インスタントアプリケーションおよびクイックスタートテンプレートの作成
インスタントアプリケーションおよびクイックスタートテンプレートでは、実行中のアプリケーションのオブジェクトの完全なセットを定義します。これらには以下が含まれます。
いくつかのテンプレートでは、アプリケーションがデータベース操作を実行できるように、データベースデプロイメントとサービスも定義します。
データベースを定義するテンプレートでは、一時ストレージを使用してデータベースコンテンツを格納します。データベース Pod が何らかの理由で再起動されると、データベースの全データが失われてしまうので、これらのテンプレートはデモ目的でのみ使用する必要があります。
これらのテンプレートを使用すると、ユーザーは、OpenShift Container Platform で提供される各種の言語イメージを使用する完全なアプリケーションを簡単にインスタンス化できます。また、インストール時にテンプレートのパラメーターをカスタマイズし、サンプルリポジトリーではなく独自のリポジトリーからソースがビルドされるようにできます。 つまり、これは新規アプリケーションのビルドの単純な開始点となります。
コアのインスタントアプリケーションおよびクイックスタートテンプレートを作成するには、以下を実行します。
$ oc create -f $QSTEMPLATES -n openshift
各種の xPaaS ミドルウェア製品 (JBoss EAP、JBoss JWS、JBoss A-MQ、Red Hat Fuse on OpenShift、Decision Server、および JBoss Data Grid) を使用するアプリケーションを作成するためのテンプレートのセットも用意されています。 このテンプレートセットを登録するには、以下を実行します。
$ oc create -f $XPAASTEMPLATES -n openshift
xPaaS ミドルウェアテンプレートには、xPaaS ミドルウェアイメージストリーム が必要です。 さらに、xPaaS ミドルウェアイメージストリームには、該当する xPaaS ミドルウェアサブスクリプションが必要です。
データベースを定義するテンプレートでは、一時ストレージを使用してデータベースコンテンツを格納します。データベース Pod が何らかの理由で再起動されると、データベースの全データが失われてしまうので、これらのテンプレートはデモ目的でのみ使用する必要があります。