3.9.5. コンテナーログの管理
コンテナーのログファイル (コンテナーが実行されているノード上の /var/lib/docker/containers/<hash>/<hash>-json.log ファイル) が問題を生じさせかねないサイズに拡張してしまうことを防ぐために、Docker の json-file
ロギングドライバーを設定し、ログファイルのサイズと数を制限できます。
オプション | 目的 |
---|---|
| 作成される新規ログファイルのサイズを設定します。 |
| ホストごとに保持するログファイルの最大数を設定します。 |
ログファイルを設定するには、/etc/sysconfig/docker ファイルを編集します。たとえば、最大ファイルサイズを 1 MB に設定し、最大の 3 つのログファイルを保持するには、
max-size=1M
およびmax-file=3
をOPTIONS=
行に追加し、値が単一引用符のフォーマットをベースとしていることを確認します。OPTIONS='--insecure-registry=172.30.0.0/16 --selinux-enabled --log-opt max-size=1M --log-opt max-file=3'
ロギングドライバーの設定 方法に関する詳細は、Docker ドキュメントを参照してください。
Docker サービスを再起動します。
# systemctl restart docker