第1章 概要
以下の OpenShift Container Platform 3.11 リリースノートでは、新機能のすべて、以前のバージョンからの主な修正、一般公開バージョンの既知の問題についてまとめています。
1.1. バージョン管理ポリシー
OpenShift Container Platform では、サポートされているすべての API の厳密な後方互換対応を保証しています。 ただし、アルファ API (通知なしに変更される可能性がある) およびベータ API (後方互換性の対応なしに変更されることがある) は例外となります。
OpenShift Container Platform のバージョンは、マスターとノードホストの間で一致している必要があります。ただし、クラスターのアップグレード時にバージョンが一時的に一致しなくなる場合を除きます。たとえば、3.11 クラスターでは、すべてのマスターが 3.11 であり、すべてのノードが 3.11 である必要があります。ただし、OpenShift Container Platform は新しいサーバーに対して、今後も以前の oc
クライアントのサポートを継続します。たとえば、3.5 の oc
は 3.4、3.5 および 3.6 のサーバーで機能します。
セキュリティーとは関連性のない理由で API が変更された場合には、古いバージョンの oc
が更新されるように 2 つ以上のマイナーリリース (例: 3.4、3.5、3.6) 間での更新が行われます。新機能を使用するには新規バージョンの oc
が必要です。3.2 サーバーにはバージョン 3.1 の oc
で使用できない機能が追加されている場合や、バージョン 3.2 の oc
には 3.1 サーバーでサポートされていない追加機能が含まれる場合があります。
X.Y ( |
X.Y+N footnoteref:versionpolicyn[N は 2 以上。] ( | |
X.Y (サーバー) |
|
|
X.Y+N footnoteref:versionpolicyn[] (サーバー) |
|
|
完全に互換性がある。
oc
クライアントはサーバー機能にアクセスできない場合があります。
oc
クライアントでは、アクセスされるサーバーと互換性のないオプションや機能を提供する可能性があります。