16.10.2. ノードセレクターの設定


Pod 設定で nodeSelector を使用することで、Pod を特定のラベルの付いたノードのみに配置することができます。

  1. 必要なラベル (詳細は、ノードでのラベルの更新 を参照) および ノードセレクター が環境にセットアップされていることを確認します。

    たとえば、Pod 設定が必要なラベルを示す nodeSelector 値を持つことを確認します。

    apiVersion: v1
    kind: Pod
    spec:
      nodeSelector:
        <key>: <value>
    ...
  2. マスター設定ファイル /etc/origin/master/master-config.yaml を変更し、nodeSelectorLabelBlacklist を、Pod の配置を拒否する必要のあるノードホストに割り当てられるラベルと共に admissionConfig セクションに追加します。

    ...
    admissionConfig:
      pluginConfig:
        PodNodeConstraints:
          configuration:
            apiversion: v1
            kind: PodNodeConstraintsConfig
            nodeSelectorLabelBlacklist:
              - kubernetes.io/hostname
              - <label>
    ...
  3. 変更を有効にするために OpenShift Container Platform を再起動します。

    # master-restart api
    # master-restart controllers
注記

同じ Pod 設定でノードセレクターと ノードのアフィニティー を使用している場合は、以下に注意してください。

  • nodeSelectornodeAffinity の両方を設定する場合、Pod が候補ノードでスケジュールされるにはどちらの条件も満たしている必要があります。
  • nodeAffinity タイプに関連付けられた複数の nodeSelectorTerms を指定する場合、nodeSelectorTerms のいずれかが満たされている場合に Pod をノードにスケジュールすることができます。
  • nodeSelectorTerms に関連付けられた複数の matchExpressions を指定する場合、すべての matchExpressions が満たされている場合にのみ Pod をノードにスケジュールすることができます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.