40.2.3. AWS EFS プロビジョナーの Ansible 変数


AWS EFS プロビジョナーは、所定の EFS ファイルシステムのディレクトリーに動的に作成されたディレクトリーを基盤とする NFS PV を動的にプロビジョニングします。AWS EFS プロビジョナー Ansible 変数を設定するには、以下の要件を満たす必要があります。

表40.2 必須の EFS Ansible 変数
変数説明

openshift_provisioners_efs_fsid

EFS ファイルシステムの ファイルシステム ID。 例: fs-47a2c22e

openshift_provisioners_efs_region

EFS ファイルシステムの Amazon EC2 リージョン

openshift_provisioners_efs_aws_access_key_id

IAM ユーザーの AWS アクセスキー (指定された EFS ファイルシステムが存在するかチェックする)

openshift_provisioners_efs_aws_secret_access_key

IAM ユーザーの AWS シークレットアクセスキー (指定された EFS ファイルシステムが存在するかチェックする)

表40.3 オプションの EFS Ansible 変数
変数説明

openshift_provisioners_efs

true の場合、AWS EFS プロビジョナーは openshift_provisioners_install_provisionerstruefalse によって、インストールまたはアンインストールされます。デフォルトは false です。

openshift_provisioners_efs_path

EFS ファイルシステム内のディレクトリーのパスで、ここで EFS プロビジョナーがディレクトリーを作成して、作成する各 PV をサポートします。これは存在している必要があり、EFS プロビジョナーでマウントできる必要があります。デフォルトは /persistentvolumes です。

openshift_provisioners_efs_name

StorageClasses で指定する provisioner 名。デフォルトは openshift.org/aws-efs です。

openshift_provisioners_efs_nodeselector

Pod が配置されるノードを選択するラベルのマップ。例: {"node":"infra","region":"west"}

openshift_provisioners_efs_supplementalgroup

EFS ファイルシステムへの書き込みパーミッションのために必要な場合の、Pod に指定する補助グループ。デフォルトは 65534 です。

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