11.2. セキュアなシェルセッションの開始
コンテナーへのリモートシェルセッションを開きます。
$ oc rsh <pod>
リモートシェルの使用時には、コンテナー内で実行しているかのようにコマンドを実行でき、モニターリングやデバッグ、およびコンテナー内で実行されているものに固有の CLI コマンドの使用などのローカルの操作を実行できます。
たとえば MySQL コンテナーの場合、mysql
コマンド を起動し、プロンプトを使用して SELECT
コマンドを入力することでデータベース内のレコード数をカウントできます。また、検証には ps(1)
および ls(1)
などのコマンドを使用することもできます。
BuildConfigs
および DeployConfigs
は内容の表示方法や、(コンテナーを内部に含む) Pod を必要に応じて作成し、取り外す方法を定義します。加えられる変更は永続化しません。コンテナー内で直接変更を加えても、そのコンテナーが破棄され再ビルドされると加えた変更は存在しなくなります。
oc exec
はコマンドをリモートで実行するために使用できます。しかしながら、oc rsh
コマンドの使用がリモートシェルを永続的に開いた状態にするより簡単な方法になります。