27.10. Azure Disk を使用した永続ストレージ
27.10.1. 概要
OpenShift Container Platform では、Microsoft Azure Disk ボリュームがサポートされます。Azure を使用して、OpenShift Container Platform クラスターに 永続ストレージ をプロビジョニングできます。これには、Kubernetes と Azure についてのある程度の理解があることが前提となります。
Kubernetes 永続ボリューム フレームワークは、管理者がクラスターのプロビジョニングを永続ストレージを使用して実行できるようにし、ユーザーが基礎となるインフラストラクチャーの知識がなくてもこれらのリソースを要求できるようにします。
Azure Disk ボリュームは 動的にプロビジョニング できます。永続ボリュームは、単一のプロジェクトまたは namespace にバインドされず、OpenShift Container Platform クラスター全体で共有できます。ただし、Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求) は、プロジェクトまたは namespace に固有で、ユーザーが要求できます。
インフラストラクチャーにおけるストレージの高可用性は、基礎となるストレージのプロバイダーに委ねられています。