3.2.9. 制限付き SCC の使用
OpenShift Container Platform イメージのビルド時に、アプリケーションを root ユーザーとして実行していないことは重要になります (可能な場合)。制限付き SCC で実行される場合、アプリケーションのイメージはランダム UID で起動します。これは、アプリケーションフォルダーが root ユーザーで所有されている場合には問題を生じさせます。
この問題の適切な回避策として、ユーザーを root グループに追加し、アプリケーションを root グループによって所有されるようにすることができます。任意のユーザー ID をサポートする方法についての詳細は、OpenShift Container Platform-Specific Guidelinesを参照してください。
以下は、/usr/src で実行されるノードアプリケーションの Dockerfile の例です。このコマンドは、アプリケーションが /usr/src にインストールされ、関連付けられた環境変数が設定された後に実行されます。