27.21. 永続ボリュームスナップショット
27.21.1. 概要
永続ボリュームスナップショットはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポートについての詳細は、https://access.redhat.com/support/offerings/techpreview/ を参照してください。
ストレージシステムの多くは、データを損失から保護するために永続ボリューム (PV) のスナップショットを作成する機能を備えています。外部のスナップショットコントローラーおよびプロビジョナーは、この機能を OpenShift Container Platform クラスターで使用して OpenShift Container Platform API を使用してボリュームスナップショットを扱う方法を提供しています。
本書では、OpenShift Container Platform におけるボリュームスナップショットのサポートの現状について説明しています。PV、Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC)、および 動的プロビジョニング について理解しておくことが推奨されます。