22.2.3.10. OpenStack Cinder ボリューム
OpenStack Block Storage は、cinder
サービスを使用して永続ブロックストレージを管理します。ブロックストレージは OpenStack ユーザーによる各種の OpenStack インスタンスに割り当て可能なボリュームの作成を可能にします。
22.2.3.10.1. Docker ボリューム
マスターおよびノードインスタンスには、docker
イメージを保管するためのボリュームが含まれます。このボリュームの目的は、大規模なイメージまたはコンテナーによりノードのパフォーマンスが下がったり、既存ノードの機能に影響が及ばないようにすることにあります。
コンテナーを実行するには、最小 15GB の docker ボリュームが必要です。これについては、各ノードが実行するコンテナーのサイズおよび数に応じて調整が必要になる可能性があります。
docker ボリュームは、変数 openshift_openstack_docker_volume_size
を使用して OpenShift Ansible インストーラーによって作成されます。OpenShift Ansible インストーラーに必要な変更についての詳細は後で説明します。