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8.4. レジストリー設定

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registry セクションでは、ブローカーが APB 用に参照する必要があるレジストリーを定義できます。

表8.1 registry セクションの設定オプション
フィールド説明必須

name

レジストリーの名前です。このレジストリーから APB を識別するためにブローカーによって使用されます。

Y

user

レジストリーに対して認証するためのユーザー名です。auth_typesecret または file に設定されている場合は使用されません。

N

pass

レジストリーに対して認証するためのパスワードです。auth_typesecret または file に設定されている場合は使用されません。

N

auth_type

レジストリー認証情報が userpass でブローカー設定に定義されていない場合にブローカーがレジストリー認証情報を読み取る方法です。secret (シークレットをブローカー namespace で使用する) または file (マウントされたファイルを使用する) を指定できます。

N

auth_name

読み取る必要があるレジストリー認証情報を格納しているシークレットまたはファイルの名前です。auth_typesecret に設定されている場合に使用されます。

N (auth_typesecret または file に設定されているに場合にのみ必要)

org

イメージが含まれている namespace または組織です。

N

type

レジストリーのタイプです。使用可能なアダプターは mockrhccopenshiftdockerhub、および local_openshift です。

Y

namespace

local_openshift レジストリータイプの設定に使用する namespace の一覧です。デフォルトでは、ユーザーは openshift を使用する必要があります。

N

url

イメージ情報を取得するために使用される URL です。これは、RHCC の場合に広範囲に使用されます。 dockerhub タイプでは、ハードコードされた URL が使用されます。

N

fail_on_error

このレジストリーが失敗した場合にブートストラップ要求を失敗させるかどうかを指定します。失敗させる場合、その他のレジストリーの読み込みの実行を停止します。

N

white_list

許可されるイメージ名を定義するための正規表現の一覧です。カタログへの APB の追加を許可するホワイトリストを作成する必要があります。レジストリー内のすべての APB を取得する必要がある場合は、最も許容度の高い正規表現である .*-apb$ を使用できます。詳細については、APB のフィルターリング を参照してください。

N

black_list

許可できないイメージ名を定義するために使用される正規表現の一覧です。詳細については、APB のフィルターリング を参照してください。

N

images

OpenShift Container レジストリーで使用されるイメージの一覧です。

N

8.4.1. 実稼働または開発

実稼働ブローカー設定は、Red Hat Container Catalog (RHCC) などの信頼できるコンテナーディストリビューションレジストリーを参照するように設計されています。

registry:
  - name: rhcc
    type: rhcc
    url: https://registry.redhat.io
    tag: v3.11
    white_list:
      - ".*-apb$"
  - type: local_openshift
    name: localregistry
    namespaces:
      - openshift
    white_list: []

開発ブローカー設定は、主にブローカーの開発作業に取り組む開発者によって使用されます。開発者設定を有効にするには、レジストリー名を dev に設定し、broker セクションの dev_broker フィールドを true に設定します。

registry:
  name: dev
broker:
  dev_broker: true
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