2.3.14. マイクロサービス
2.3.14.1. Red Hat OpenShift Service Mesh (テクノロジープレビュー)
この機能は現在 テクノロジープレビュー として提供されており、実稼働環境のワークロードには適していません。
Red Hat OpenShift Service Mesh は動作についての洞察、およびサービスメッシュに対する運用上の制御を提供するプラットフォームであり、マイクロサービスアプリケーションへの接続、そのセキュリティー保護、およびモニターを実行するための統一した方法を提供します。
サービスメッシュという用語は、分散したマイクロサービスアーキテクチャーおよびそれらのマイクロサービス間の対話に基づく、複数のアプリケーションで設定されるマイクロサービスのネットワークを説明するために使用されることがよくあります。サービスメッシュのサイズおよび複雑性は増大するため、これを把握し、管理することがより困難になる可能性があります。
オープンソースの Istio プロジェクトに基づいて、Red Hat OpenShift Service Mesh の層は、サービスコードに変更を加えずに、既存の分散したアプリケーションに透過的に作成されます。
OpenShift 3.11 へのインストールは利用できなくなりました。機能と修正の頻度を増やすため、OpenShift Service Mesh のリリース頻度は、OpenShift のマイナーバージョンのリリースストリームとは別になっています。Red Hat OpenShift Service Mesh は、OpenShift 4.1 以降、サポート対象バージョンで一般利用できます。