第17章 Nuage SDN の設定
17.1. Nuage SDN と OpenShift Container Platform
Nuage Networks Virtualized Services Platform (VSP) は、仮想ネットワークとソフトウェアによるネットワーク制御 (SDN) インフラストラクチャーをコンテナー環境に提供し、IT 運用を単純化して OpenShift Container Platform のネイティブなネットワーク機能を拡張します。
Nuage Networks VSP は、OpenShift Container Platform で実行される Docker ベースのアプリケーションに対応し、Pod と従来のワークロード間の仮想ネットワークのプロビジョニングを加速化し、セキュリティーポリシーをクラウドインフラストラクチャー全体で有効にします。また、セキュリティーアプライアンスによる、コンテナーアプリケーション用の詳細なセキュリティーとマイクロセグメンテーションポリシーの組み込みを自動化します。
VSP を OpenShift Container Platform のアプリケーションワークフローに統合することにより、DevOps チームが直面するネットワークのラグを取り除き、ビジネスアプリケーションのより迅速な調整と更新を可能にします。また、VSP は OpenShift Container Platform のさまざまなワークフローに対応し、ユーザーがポリシーベースの自動化によって使いやすさと完全な制御のいずれかを選択できる各種シナリオに対応します。
VSP を OpenShift Container Platform に統合する方法についての詳細は、Networking を参照してください。