4.2. アーキテクチャーの変更
ギア vs コンテナー
ギアは OpenShift v2 のコアコンポーネントです。カーネルの namespace、cGroups および SELinux などのテクノロジーで、スケーラビリティーが高く、セキュアなコンテナーアプリケーションプラットフォームを OpenShift ユーザーに提供します。ギア自体はコンテナーテクノロジーの 1 つの形態です。
OpenShift v3 は、ギアのアイデアを次のレベルに進化させます。これは、v2 コンテナー技術の進化形として Docker を使用します。このコンテナーアーキテクチャーは OpenShift v3 の中核となります。
Kubernetes
OpenShift v2 のアプリケーションは通常は複数のギアを使用するのに対し、OpenShift v3 のアプリケーションは複数のコンテナーを使用します。OpenShift v2 では、ギアのオーケストレーション、スケジューリングおよび配置は、OpenShift Broker ホストが処理していました。OpenShift v3 では、マスターホストに Kubernetes を統合してコンテナーのオーケストレーションを駆動します。