23.6.4. カーネルの調整可能なフラグ
ノードが起動すると、メモリー管理用のカーネルの調整可能なフラグが適切に設定されます。カーネルは、物理メモリーが不足しない限り、メモリーの割り当てに失敗するこはありません。
この動作を確認するために、ノードはカーネルに対し、常にメモリーのオーバーコミットを実行するように指示します。
$ sysctl -w vm.overcommit_memory=1
また、ノードはカーネルに対し、メモリーが不足する状況でもパニックにならないように指示します。その代わりに、カーネルの OOM killer は優先順位に基づいてプロセスを強制終了します。
$ sysctl -w vm.panic_on_oom=0
注記
上記のフラグはノード上にすでに設定されているはずであるため、追加のアクションは不要です。