38.4.2. シークレットの使用
OpenShift Container Platform Ansible openshift_metrics
ロールは、コンポーネント間で使用する自己署名証明書を自動生成し、re-encrypt ルート を生成して Hawkular Metrics サービスを公開します。このルートによって Web コンソールで Hawkular Metrics サービスにアクセスできます。
Web コンソールを実行するブラウザーがこのルート経由の接続を信頼するには、ルートの証明書を信頼する必要があります。これは、信頼された認証局によって署名された ユーザー固有の証明書を提供 することで実行できます。openshift_metrics
ロールによって、ユーザー固有の証明書を指定でき、この証明書がルートの作成時に使用されます。
ユーザー固有の証明書を提供しない場合、ルーターのデフォルト証明書が使用されます。
38.4.2.1. ユーザー固有の証明書の提供
ユーザー固有の証明書を提供し、re-encrypt ルートで使用するには、openshift_metrics_hawkular_cert
、openshift_metrics_hawkular_key
、openshift_metrics_hawkular_ca
変数をインベントリーファイルで設定します。
hawkular-metrics.pem
値には .pem 形式の証明書を含める必要があります。この pem ファイルに hawkular-metrics-ca.cert
シークレット経由で署名した認証局の証明書を提供することも必要です。
詳細については、re-encrypt ルートに関するマニュアル を参照してください。