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3.3.4. ConfigMap を使用してルーター設定テンプレートを置き換える

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ConfigMap を使用して、ルーターイメージを再ビルドせずにルーターインスタンスをカスタマイズできます。ルーター環境変数の作成し、変更することができるだけでなく、haproxy-config.templatereload-haproxy その他のスクリプトを変更することもできます。

  1. 上記のように 変更する haproxy-config.template をコピーします。必要に応じて変更します。
  2. ConfigMap を作成します。

    $ oc create configmap customrouter --from-file=haproxy-config.template

    customrouter ConfigMap には変更された haproxy-config.template ファイルのコピーが含まれています。

  3. ルーターデプロイメント設定を変更し、ConfigMap をファイルとしてマウントし、TEMPLATE_FILE 環境変数がこれをポイントするようにします。これは、 oc set envoc set volume コマンドを使用するか、またはルーターデプロイメント設定を編集して実行できます。

    oc コマンドの使用
    $ oc set volume dc/router --add --overwrite \
        --name=config-volume \
        --mount-path=/var/lib/haproxy/conf/custom \
        --source='{"configMap": { "name": "customrouter"}}'
    $ oc set env dc/router \
        TEMPLATE_FILE=/var/lib/haproxy/conf/custom/haproxy-config.template
    ルーターデプロイメント設定の編集

    oc edit dc router を使用して、テキストエディターでルーターデプロイメント設定を編集します。

    ...
            - name: STATS_USERNAME
              value: admin
            - name: TEMPLATE_FILE  1
              value: /var/lib/haproxy/conf/custom/haproxy-config.template
            image: openshift/origin-haproxy-routerp
    ...
            terminationMessagePath: /dev/termination-log
            volumeMounts: 2
            - mountPath: /var/lib/haproxy/conf/custom
              name: config-volume
          dnsPolicy: ClusterFirst
    ...
          terminationGracePeriodSeconds: 30
          volumes: 3
          - configMap:
              name: customrouter
            name: config-volume
    ...
    1
    spec.container.env フィールドに TEMPLATE_FILE 環境変数を追加して、マウントされた haproxy-config.template ファイルをポイントするようにします。
    2
    spec.container.volumeMounts フィールドを追加して、マウントポイントを作成します。
    3
    新しい spec.volumes フィールドを追加し、ConfigMap を示唆します。

    変更を保存し、エディターを終了します。ルーターが再起動します。

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