27.5.2. プロビジョニング
Ceph ボリュームをプロビジョニングするには、以下が必要になります。
- 基礎となるインフラストラクチャーの既存ストレージデバイス。
- OpenShift Container Platform シークレットオブジェクトで使用される Ceph キー。
- Ceph イメージ名。
- ブロックストレージ上部のファイルシステムタイプ (ext4 など)。
クラスター内のスケジュール可能な各 OpenShift Container Platform ノードにインストールされた ceph-common。
# yum install ceph-common
27.5.2.1. Ceph シークレットの作成
承認キーをシークレット設定に定義します。これは後に OpenShift Container Platform で使用できるように base64 に変換されます。
Ceph ストレージを使用して永続ボリュームをサポートするには、シークレットを PVC や Pod と同じプロジェクトに作成する必要があります。シークレットは、単にデフォルトプロジェクトに置くことはできません。
Ceph MON ノードで
ceph auth get-key
を実行し、client.admin
ユーザーのキー値を表示します。apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: ceph-secret data: key: QVFBOFF2SlZheUJQRVJBQWgvS2cwT1laQUhPQno3akZwekxxdGc9PQ== type: kubernetes.io/rbd
シークレット定義を ceph-secret.yaml などのファイルに保存し、シークレットを作成します。
$ oc create -f ceph-secret.yaml
シークレットが作成されたことを確認します。
# oc get secret ceph-secret NAME TYPE DATA AGE ceph-secret kubernetes.io/rbd 1 23d