15.5. SSSD を基本リモート認証サーバーとして使用するよう OpenShift Container Platform を設定する


作成した新規のアイデンティティープロバイダーを使用するようクラスターのデフォルト設定を変更します。Ansible ホストインベンリーファイルに最初に一覧表示されるマスターホストで以下の手順を実行します。

  1. /etc/origin/master/master-config.yaml ファイルを開きます。
  2. identityProviders セクションの場所を見つけ、これを以下のコードに置き換えます。

      identityProviders:
      - name: sssd
        challenge: true
        login: true
        mappingMethod: claim
        provider:
          apiVersion: v1
          kind: BasicAuthPasswordIdentityProvider
          url: https://remote-basic.example.com/check_user.php
          ca: /etc/origin/master/ca.crt
          certFile: /etc/origin/master/openshift-master.crt
          keyFile: /etc/origin/master/openshift-master.key
  3. 更新された設定を使って OpenShift Container Platform を再起動します。

    # /usr/local/bin/master-restart api api
    
    # /usr/local/bin/master-restart controllers controllers
  4. oc CLI を使用してログインをテストします。

    $ oc login https://openshift.example.com:8443

    有効な LDAP 認証情報のみを使用してログインすることができます。

  5. アイデンティティーを一覧表示し、各ユーザー名のメールアドレスが表示されていることを確認します。次のコマンドを実行します。

    $ oc get identity -o yaml
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