3.2.5. APB アクション (Playbook)


APB のアクションは APB の実行で使用されるコマンドです。サポートされている標準的なアクションは以下になります。

  • provision (プロビジョニング)
  • deprovision (プロビジョニング解除)
  • bind (バインド)
  • unbind (バインド解除)
  • test

アクションを有効にするには、playbooks/ ディレクトリーに <action>.yml という名前の有効なファイルがなければなりません。これらの Playbook はすべてのことを実行できる、つまり、希望するすべてのアクションを作成できます。たとえば、 mediawiki-apb には update アクションを作成する Playbook があります。

ほとんどの APB にはリソースを作成するためのプロビジョニングアクションと、サービスを削除する際にリソースを破棄するためのプロビジョニング解除アクションがあります。

バインドおよびバインド解除アクションは、1 つのサービスの位置情報 (coordinate) を別のサービスで利用可能にする必要がある場合に使用されます。通常、これはデータサービスを作成し、これをアプリケーションで利用可能にする場合に該当します。現時点では、この位置情報 (coordinate) はプロビジョニング時に利用可能になります。

位置情報 (coordinate) を別のサービスで適切に利用可能にするには、asb_encode_binding モジュールを使用します。このモジュールは APB のプロビジョニングロールの最後に呼び出され、これは OpenShift Ansible Broker (OAB) にバインド認証情報を返します。

- name: encode bind credentials
  asb_encode_binding:
    fields:
      EXAMPLE_FIELD: foo
      EXAMPLE_FIELD2: foo2
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