5.8. 自動化ビルドの設定
OpenShift Container Platform GitHub リポジトリー からこのアプリケーションのソースコードをフォークした。そのため、フォークしたリポジトリーにコードの変更をプッシュするたびに、Webhook を使用してアプリケーションのリビルドを自動的にトリガーできます。
アプリケーションの Webhook を設定するには、以下を実行します。
BuildConfig
のトリガーセクションを表示して、GitHub Webhook トリガーが存在することを確認します。$ oc edit bc/ruby-ex
以下のような出力が表示されます。
triggers - github: secret: Q1tGY0i9f1ZFihQbX07S type: GitHub
シークレットは、ユーザーおよびリポジトリーのみがビルドをトリガーできるようにします。
以下のコマンドを実行して、
BuildConfig
に関連付けられた Webhook URL を表示します。$ oc describe bc ruby-ex
- 上記のコマンドで出力される GitHub Webhook ペイロード URL をコピーします。
- GitHub のフォークされたリポジトリーに移動してから Settings をクリックします。
- Webhooks & Services をクリックします。
- Add webhook をクリックします。
- Webhook URL を Payload URL フィールドに貼り付けます。
-
Content Type を
application/json
に設定します。 - Add webhook をクリックして保存します。
GitHub は、ping ペイロードを OpenShift Container Platform サーバーに送信して、通信が成功したことを確認します。Webhook URL の横に緑色のチェックマークが表示された場合は、正しく設定されています。チェックマークの上にマウスをかざして、最終配信のステータスを表示します。
フォークしたリポジトリーにコードの変更をプッシュする次回のタイミングで、アプリケーションが自動的に再ビルドされます。