28.5. ルーター内部の表示
routes.json
ルートは HAProxy ルーターで処理され、メモリー、ディスクおよび HAProxy 設定ファイルに保存されます。HAProxy 設定ファイルを生成するためにテンプレートに渡される内部ルート表示は /var/lib/haproxy/router/routes.json ファイルで確認できます。ルーティングの問題のトラブルシューティング時には、このファイルを表示して設定を有効にするために使用されているデータを確認できます。
HAProxy 設定
HAProxy 設定および特定ルート用に作成されたバックエンドは /var/lib/haproxy/conf/haproxy.config ファイルで確認することができます。マッピングファイルは同じディレクトリーにあります。ヘルパーのフロントエンドとバックエンドは、着信要求のバックエンドへのマッピング時にマッピングファイルを使用します。
証明書
証明書は 2 つの場所に保存されます。
- edge termination および re-encrypt 終端ルートの証明書は /var/lib/haproxy/router/certs ディレクトリーに保存されます。
- re-encrypt 終端ルートのバックエンドへの接続に使用される証明書は /var/lib/haproxy/router/cacerts ディレクトリーに保存されます。
ファイルはルートの namespace および名前で指定されます。キー、証明書および CA 証明書は単一ファイルに連結されます。OpenSSL を使用して、これらのファイルの内容を表示できます。