13.10. イメージストリーム定義の記述
イメージストリーム全体に対するイメージストリームの定義を記述して、複数のイメージストリームを定義できます。これにより、oc
コマンドを実行せずに異なるクラスターに定義を配信することができます。
イメージストリームの定義は、イメージストリームやインポートする固有のタグに関する情報を指定します。
イメージストリームオブジェクトの定義
apiVersion: v1 kind: ImageStream metadata: name: ruby annotations: openshift.io/display-name: Ruby 1 spec: tags: - name: '2.0' 2 annotations: openshift.io/display-name: Ruby 2.0 3 description: >- 4 Build and run Ruby 2.0 applications on CentOS 7. For more information about using this builder image, including OpenShift considerations, see https://github.com/sclorg/s2i-ruby-container/tree/master/2.0/README.md. iconClass: icon-ruby 5 sampleRepo: 'https://github.com/sclorg/ruby-ex.git' 6 tags: 'builder,ruby' 7 supports: 'ruby' 8 version: '2.0' 9 from: kind: DockerImage 10 name: 'docker.io/openshift/ruby-20-centos7:latest' 11
- 1
- イメージストリーム全体での簡単でユーザーフレンドリーな名前。
- 2
- タグはバージョンとして参照されます。タグはドロップダウンメニューに表示されます。
- 3
- イメージストリーム内のこのタグのユーザーフレンドリーな名前です。これは簡単で、バージョン情報が含まれている必要があります (該当する場合)。
- 4
- タグの説明。これにはユーザーがイメージの提供内容を把握できる程度の詳細情報が含まれます。これには追加の説明へのリンクを含めることができます。説明をいくつかの文に制限します。
- 5
- このタグの表示されるアイコン。可能な場合は既存の ロゴアイコン から選択します。FontAwesome および Patternfly のアイコンも使用できます。または、イメージストリームを使用する OpenShift Contaiter Platform クラスターに追加できる CSS カスタマイズ でアイコンを指定します。存在するアイコンクラスを指定する必要があります。 これを指定しないと、汎用アイコンへのフォールバックが禁止されます。
- 6
- このイメージストリームタグをビルダーイメージタグとして使用してビルドでき、サンプルアプリケーションを実行するために使用されるソースリポジトリーの URL です。
- 7
- イメージストリームタグが関連付けられるカテゴリーです。このタグがカタログに表示されるには、ビルダータグが必要です。これを提供されているカタログカテゴリーのいずれかに関連付けるタグを追加します。コンソールの 定数ファイル の
CATALOG_CATEGORIES
でid
およびcategoryAliases
を参照してください。カテゴリーはクラスター全体に対して カスタマイズすること もできます。 - 8
- このイメージがサポートする言語。この値は builder イメージを指定されるソースリポジトリーに一致させるように
oc new-app
の起動時に使用されます。 - 9
- このタグのバージョン情報。
- 10
- このイメージストリームタグが参照するオブジェクトのタイプ。有効な値は
DockerImage
、ImageStreamTag
およびImageStreamImage
です。 - 11
- このイメージストリームタグがインポートするオブジェクト。
ImageStream
に定義できるフィールドの詳細は、Imagestream API および ImagestreamTag API を参照してください。