3.7. Docker ストレージ


Docker ストレージは 2 つのオプションのどちらかでサポートされます。1 つ目のオプションはデバイスマッパーを使用したシンプール論理ボリュームで、2 つ目のオプションは overlay2 ファイルシステム (Red Hat Enterprise Linux バージョン 7.4 以降) です。通常はセットアップが容易でパフォーマンスが強化されるので、overlay2 ファイルシステムが推奨されます。

Docker ストレージディスクは /var/lib/docker としてマウントされ、xfs ファイルシステムでフォーマットされます。Docker ストレージは overlay2 ファイルシステムを使用するように設定されます。

$ cat /etc/sysconfig/docker-storage
DOCKER_STORAGE_OPTIONS='--storage-driver overlay2'

このストレージドライバーが Docker によって使用されることを確認するには、以下を実行します。

# docker info
Containers: 4
 Running: 4
 Paused: 0
 Stopped: 0
Images: 4
Server Version: 1.12.6
Storage Driver: overlay2
 Backing Filesystem: xfs
Logging Driver: journald
Cgroup Driver: systemd
Plugins:
 Volume: local
 Network: overlay host bridge null
 Authorization: rhel-push-plugin
Swarm: inactive
Runtimes: docker-runc runc
Default Runtime: docker-runc
Security Options: seccomp selinux
Kernel Version: 3.10.0-693.11.1.el7.x86_64
Operating System: Employee SKU
OSType: linux
Architecture: x86_64
Number of Docker Hooks: 3
CPUs: 2
Total Memory: 7.147 GiB
Name: ocp-infra-node-1clj
ID: T7T6:IQTG:WTUX:7BRU:5FI4:XUL5:PAAM:4SLW:NWKL:WU2V:NQOW:JPHC
Docker Root Dir: /var/lib/docker
Debug Mode (client): false
Debug Mode (server): false
Registry: https://registry.redhat.io/v1/
WARNING: bridge-nf-call-iptables is disabled
WARNING: bridge-nf-call-ip6tables is disabled
Insecure Registries:
 127.0.0.0/8
Registries: registry.redhat.io (secure), registry.redhat.io (secure), docker.io (secure)
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