38.6. メトリクスのパブリック URL の設定
OpenShift Container Platform Web コンソールは、Hawkular Metrics サービスから受信したデータを使用してグラフを表示します。Hawkular Metrics サービスにアクセスする URL は、マスター webconsole-config configmap ファイル で metricsPublicURL
オプションを使用して設定する必要があります。この URL は メトリクスコンポーネントの デプロイメント 時に使用される openshift_metrics_hawkular_hostname
インベントリー変数で作成されるルートに対応します。
openshift_metrics_hawkular_hostname
はコンソールにアクセスするブラウザーで解決できる必要があります。
たとえば、openshift_metrics_hawkular_hostname
が hawkular-metrics.example.com
に対応する場合、webconsole-config configmap ファイルに以下の変更を行う必要があります。
clusterInfo: ... metricsPublicURL: "https://hawkular-metrics.example.com/hawkular/metrics"
webconsole-config configmap ファイルを更新して保存した後に、Web コンソール Pod は liveness プローブ設定 (デフォルトで 30 秒) で設定された遅延後に再起動します。
OpenShift Container Platform サーバーが再び稼働すると、メトリクスが Pod 概要のページに表示されます。
自己署名証明書を使用している場合、Hawkular Metrics サービスはコンソールとは別のホスト名でホストされ、別の証明書を使用することに注意してください。場合によっては、ブラウザータブを明示的に開いて metricsPublicURL
に指定される値を直接参照して、この証明書を受け入れる必要があります。
これを回避するには、お使いのブラウザーで許可されるように設定された証明書を使用します。