2.5.5.5.3. ミドルウェア設定オプションの上書き
middleware セクションは、環境変数を使って上書きできません。ただし例外がいくつかあります。以下に例を示します。
middleware: repository: - name: openshift options: acceptschema2: true 1 pullthrough: true 2 mirrorpullthrough: true 3 enforcequota: false 4 projectcachettl: 1m 5 blobrepositorycachettl: 10m 6
- 1
- ブール環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_ACCEPTSCHEMA2
で上書きできる設定オプション。manifest schema v2 をマニフェストの Put 要求で 受け入れる機能を有効にします。認識される値はtrue
とfalse
(以下の他のすべてのブール変数に適用されます) になります。 - 2
- ブール環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_PULLTHROUGH
で上書きできる設定オプション。 リモートレジストリーのプロキシーモードを有効にします。 - 3
- ブール環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_MIRRORPULLTHROUGH
で上書きできる設定オプション。 リモート Blob が提供されている場合、レジストリーに対して Blob をローカルにミラーリングするように指示します。 - 4
- ブール環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_ENFORCEQUOTA
で上書きできる設定オプション。クォータ実施をオンまたはオフにする機能を有効にします。 デフォルトでは、クォータの実施はオフになっています。 - 5
- 環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_PROJECTCACHETTL
で上書きできる設定オプション。有効な時間文字列 (例:2m
) を取ります。空白の場合は、デフォルトのタイムアウトが取得されます。ゼロ (0m
) の場合、キャッシングは無効にされます。 - 6
- 環境変数
REGISTRY_MIDDLEWARE_REPOSITORY_OPENSHIFT_BLOBREPOSITORYCACHETTL
で上書きできる設定オプション。Blob と含まれているレポジトリーの関連付けについてのエビクションタイムアウトを指定します。 値のフォーマットはprojectcachettl
のケースと同じです。