27.22.2. Pod 仕様での hostPath ボリュームの設定
hostPath
ボリュームを使用して、ノード上の 読み取り/書き込み
ファイルにアクセスできます。これは、内部からホストを設定してモニターできる Pod に役立ちます。hostPath
ボリュームを使用して、mountPropagation
でホストにボリュームをマウントすることもできます。
hostPath
ボリュームを使用すると、Pod がホスト上の任意のファイルを読み書きできるため、リスクが伴います。注意して進めてください。
PersistentVolume
オブジェクトではなく、Pod
仕様に hostPath
ボリュームを直接指定することが推奨されます。この操作は、ノードの設定時にアクセスする必要のあるパスがすでに Pod が認識しているので便利です。
手順
特権付き Pod を作成します。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: pod-name spec: containers: ... securityContext: privileged: true volumeMounts: - mountPath: /host/etc/motd.confg 1 name: hostpath-privileged ... volumes: - name: hostpath-privileged hostPath: path: /etc/motd.confg 2
この例では、Pod は /etc/motd.confg
内のホストのパスを /host/etc/motd.confg
として確認できます。したがって、ホストに直接アクセスせずに motd
を設定できます。