28.3.3. Ceph シークレットの作成


ceph auth get-key コマンドを Ceph の MON ノードで実行すると、client.admin ユーザーのキー値が以下のように表示されます。

例28.5 Ceph のシークレットの定義

apiVersion: v1
kind: Secret
metadata:
  name: ceph-secret
data:
  key: QVFBOFF2SlZheUJQRVJBQWgvS2cwT1laQUhPQno3akZwekxxdGc9PQ== 1
type: kubernetes.io/rbd 2
1
この base64 キーは、Ceph の MON ノードの 1 つで ceph auth get-key client.admin | base64 コマンドを使用して生成されたものであり、出力をコピーし、これをシークレットキーの値として貼り付けています。
2
この値は、Ceph RBD を動的プロビジョニングで機能させるために必要です。

シークレット定義を ceph-secret.yaml などのファイルに保存し、シークレットを作成します。

$ oc create -f ceph-secret.yaml
secret "ceph-secret" created

シークレットが作成されたことを確認します。

# oc get secret ceph-secret
NAME          TYPE               DATA      AGE
ceph-secret   kubernetes.io/rbd  1         23d
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