2.5.5. 設定


Perl イメージは、Perl ランタイムの設定と動作を制御するために設定できる多くの環境変数をサポートしています。

イメージの一部としてこれらの環境変数を設定するには、ソースコードリポジトリーの中にある .s2i/environment ファイル に配置するか、ビルド設定の sourceStrategy 定義の 環境セクション で定義します。

また、新規アプリケーションを作成する 際、またはデプロイメント設定などの 既存のオブジェクトの環境変数を更新すること によって、既存のイメージで使用されるように環境変数を設定することもできます。

注記

ビルドの動作を制御する環境変数は、s2i ビルド設定または .s2i/environment ファイルの一部として設定して、ビルドの手順で利用できるようにする必要があります。

表2.5 Perl 環境変数
変数名説明

ENABLE_CPAN_TEST

true に設定すると、この変数はすべての cpan モジュールをインストールして、そのテストを実行します。デフォルトでは、モジュールのテストはオフになっています。

CPAN_MIRROR

この変数は、cpanminus が依存関係のインストールに使用するミラー URL を指定します。デフォルトでは、この URL は指定されていません。

PERL_APACHE2_RELOAD

変更された Perl モジュールの自動リロードを有効にするには、これを true に設定します。デフォルトでは、自動再読み込みはオフになっています。

HTTPD_START_SERVERS

StartServers ディレクティブは、起動時に作成される子サーバープロセスの数を設定します。デフォルトは 8 です。

HTTPD_MAX_REQUEST_WORKERS

Apache によって処理される同時リクエストの数。デフォルトは 256 ですが、メモリーが制限されている場合は自動的に下げられます。

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