3.3.4.3. 環境変数


PostgreSQL ユーザー名、パスワード、データベース名は、以下の環境変数で設定する必要があります。

表3.3 PostgreSQL 環境変数
変数名説明

POSTGRESQL_USER

作成される PostgreSQL アカウントのユーザー名このユーザーには、データベースに対する完全な権限があります。

POSTGRESQL_PASSWORD

ユーザーアカウントのパスワード

POSTGRESQL_DATABASE

データベース名

POSTGRESQL_ADMIN_PASSWORD

postgres 管理ユーザーの任意のパスワード。これが設定されていない場合は、postgres アカウントにリモートからログインできません。コンテナー内からのローカル接続は常にパスワードなしで許可されます。

警告

ユーザー名、パスワード、データベース名を指定する必要があります。3 つすべてを指定しない場合には、Pod は起動に失敗し、OpenShift Container Platform は Pod の再起動を継続的に試行します。

PostgreSQL 設定は、以下の環境変数で設定できます。

表3.4 PostgreSQL の他の設定
変数名説明デフォルト

POSTGRESQL_MAX_CONNECTIONS

許可されるクライアント接続の最大数。

100

POSTGRESQL_MAX_PREPARED_TRANSACTIONS

"prepared" 状態にあるトランザクションの最大数を設定します。prepared トランザクションを使用する場合には、値は POSTGRESQL_MAX_CONNECTIONS 以上に指定する必要があります。

0

POSTGRESQL_SHARED_BUFFERS

データのキャッシュ用の PostgreSQL 専用のメモリー量。

32M

POSTGRESQL_EFFECTIVE_CACHE_SIZE

オペレーティングシステム別、および PostgreSQL 自体で、ディスクキャッシュに利用可能なメモリー量の推定。

128M

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