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1.2. Web コンソールの操作

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1.2.1. 仮想マシンの管理

1.2.1.1. インタラクティブなウィザードを使用した仮想マシンの作成

Web コンソールは、Basic SettingsNetworking、および Storage 画面にナビゲートし、仮想マシンの作成プロセスを単純化するインタラクティブなウィザードを特長としています。すべての必須フィールドには * のマークが付けられます。ウィザードは必須フィールドの入力が完了するまで次の画面に移動することを防ぎます。

NIC およびストレージディスクを作成し、それらの作成後に仮想マシンに割り当てることができます。

起動可能なディスク

Basic Settings 画面で URL または Container のいずれかが Provision Source として選択されている場合は、rootdisk ディスクが Bootable Disk として作成され、仮想マシンに割り当てられます。rootdisk を変更できますが、これを削除することはできません。

Bootable Disk は、仮想マシンにディスクが割り当てられていない場合、PXE ソースからプロビジョニングされる仮想マシンには不要です。1 つ以上のディスクが仮想マシンに割り当てられている場合、Bootable Disk を 1 つを選択する必要があります。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machines をクリックします。
  2. Create Virtual Machine をクリックし、Create with Wizard を選択します。
  3. すべての必須の Basic Settings を入力します。Template を選択すると、これらのフィールドへの入力が自動的に行われます。
  4. Next をクリックして Networking 画面に進みます。デフォルトで nic0 NIC が割り当てられます。

    1. (オプション) Create NIC をクリックして追加の NIC を作成します。
    2. (オプション) ⋮ ボタンをクリックし、Remove NIC を選択して、NICS のいずれかまたはすべてを削除できます。仮想マシンの作成において、NIC が割り当てられている必要はありません。NIC は仮想マシンの作成後に 作成 できます。
  5. Next をクリックして Storage 画面に進みます。

    1. (オプション) Create Disk をクリックして追加のディスクを作成します。これらのディスクは、⋮ ボタンをクリックし、 Remove Disk を選択して削除できます。
    2. (オプション) ディスクをクリックして選択可能なフィールドを変更します。✓ ボタンをクリックして更新を保存します。
    3. (オプション) Attach Disk をクリックして、Select Storage ドロップダウンリストから利用可能なディスクを選択します。
  6. Create Virtual Machine > をクリックします。Results 画面には、仮想マシンの JSON 設定ファイルが表示されます。

仮想マシンは Workloads Virtual Machines に一覧表示されます。

1.2.1.2. YAML 設定ファイルを使用した仮想マシンの作成

Web コンソールの Workloads Virtual Machines 画面で YAML 設定ファイルを作成するか、またはこれを貼り付けて仮想マシンを作成します。YAML 編集画面を開くと、常に有効な example 仮想マシン設定がデフォルトで提供されます。

Create をクリックする際に YAML 設定が無効な場合、エラーメッセージでエラーが発生したパラメーターが示唆されます。エラーは一度に 1 つのみ表示されます。

注記

編集中に YAML 画面から離れると、設定に対して加えた変更が取り消されます。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machines をクリックします。
  2. Create Virtual Machine をクリックし、Create from YAML を選択します。
  3. 編集可能なウィンドウで仮想マシンの設定を作成するか、またはこれを貼り付けます。

    1. または、YAML 画面にデフォルトで提供される example 仮想マシンを使用します。
  4. (オプション) Download をクリックして YAML 設定ファイルをその現在の状態でダウンロードします。
  5. Create をクリックして仮想マシンを作成します。

仮想マシンは Workloads Virtual Machines に一覧表示されます。

1.2.1.3. 仮想マシンの編集

Web コンソールで YAML を直接編集するか、または Virtual Machine Overview 画面から仮想マシンの一部の値を編集できます。

Virtual Machine Overview 画面から編集する場合、仮想マシンは オフ である必要があります。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machines をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. Edit をクリックして、編集可能なフィールドを選択可能にします。
  4. FlavorCustom のみに変更できます。 これにより、CPU および Memory の追加フィールドが提供されます。
  5. Save をクリックします。

操作の処理後に、更新された値が表示されます。

1.2.1.4. 仮想マシンの YAML の編集

仮想マシンの YAML 設定は、Web コンソール内で直接編集できます。

すべてのパラメーターを更新できる訳ではありません。変更不可の値を編集し、Save をクリックすると、更新できなかったパラメーターを示すエラーメッセージが出されます。

YAML 設定は、仮想マシンが Running の場合に編集できますが、変更は仮想マシンが停止され、再度起動された後にのみ有効になります。

注記

編集中に YAML 画面から離れると、設定に対して加えた変更が取り消されます。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machine をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. YAML タブをクリックして編集可能な設定を表示します。

    1. (オプション) Download をクリックして YAML ファイルをその現在の状態でローカルにダウンロードできます。
  4. ファイルを編集し、Save をクリックします。

オブジェクトの更新されたバージョン番号を含め、変更が正常に行われたことを示す確認メッセージが表示されます。

1.2.1.5. 仮想マシンのイベントの表示

実行中の仮想マシンのストリームイベントは、Web コンソールの Virtual Machine Details 画面から確認できます。

▮▮ ボタンはイベントストリームを一時停止します。
▶ ボタンは一時停止されたイベントストリームを継続します。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machines をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択します。
  3. Events をクリックして、仮想マシンのすべてのイベントを表示します。

1.2.1.6. 仮想マシンの削除

仮想マシンを削除すると、仮想マシンはクラスターから永続的に削除されます。

Workloads Virtual Machines 一覧で仮想マシンの ⋮ ボタンを使用するか、または Virtual Machine Details 画面の Actions コントロール を使用して仮想マシンを削除します。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machines をクリックします。
  2. 削除する仮想マシンの ⋮ ボタンをクリックして Delete Virtual Machine を選択します。

    1. または、仮想マシン名をクリックして Virtual Machine Details 画面を開き、Actions Delete Virtual Machine をクリックします。
  3. 確認のポップアップウィンドウで、Delete をクリックし、仮想マシンを永続的に削除します。
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