12.2.2. 証明書の有効期限切れ Playbook の実行
OpenShift Container Platform インストーラーは、openshift_certificate_expiry
ロールのさまざまな設定セットを使用して証明書の有効期限切れ Playbook のサンプル一式を提供します。
これらの Playbook は、クラスターを表す インベントリーファイル と一緒に使用する必要があります。最適な結果を得るには、ansible-playbook
に -v
オプションを指定して実行します。
easy-mode.yaml のサンプル Playbook を使用すると、ロールアウトを仕様に合わせて調整する前に試すことができます。この Playbook は以下を実行します。
- JSON レポートと定型化された HTML レポートを $HOME ディレクトリーに生成します。
- ほぼ常に結果が得られるように警告期間を長い期間に設定します。
- すべての証明書 (正常であるかどうかを問わず) を結果に組み込みます。
Playbook ディレクトリーに切り替え、easy-mode.yaml Playbook を実行します。
$ cd /usr/share/ansible/openshift-ansible $ ansible-playbook -v -i <inventory_file> \ playbooks/openshift-checks/certificate_expiry/easy-mode.yaml
他のサンプル Playbook
その他のサンプル Playbook も /usr/share/ansible/openshift-ansible/playbooks/certificate_expiry/ ディレクトリーから直接実行できます。
ファイル名 | 使用方法 |
---|---|
default.yaml |
|
html_and_json_default_paths.yaml | HTML および JSON アーティファクトをデフォルトのパスに生成します。 |
longer_warning_period.yaml | 有効期限切れの警告期間を 1500 日に変更します。 |
longer-warning-period-json-results.yaml | 有効期限切れの警告期間を 1500 日に変更し、結果を JSON ファイルとして保存します。 |
これらのサンプル Playbook を実行するには、以下を実行します。
$ cd /usr/share/ansible/openshift-ansible $ ansible-playbook -v -i <inventory_file> \ playbooks/openshift-checks/certificate_expiry/<playbook>