5.5. テストの基本的なワークフロー
test スクリプトは、テストするイメージをすでにビルドしていることが前提です。必要に応じて、以下のコマンドで S2I イメージを先にビルドしてください。以下のいずれかのコマンドを実行してください。
Podman を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ podman build -t _<BUILDER_IMAGE_NAME>_
Docker を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ docker build -t _<BUILDER_IMAGE_NAME>_
以下の手順では、S2I イメージビルダーをテストするデフォルトのワークフローを説明しています。
usage スクリプトが機能していることを確認します。
Podman を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ podman run _<BUILDER_IMAGE_NAME>_ .
Docker を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ docker run _<BUILDER_IMAGE_NAME>_ .
イメージをビルドします。
$ s2i build file:///path-to-sample-app _<BUILDER_IMAGE_NAME>_ _<OUTPUT_APPLICATION_IMAGE_NAME>_
- オプションで、save-artifacts をサポートする場合には、再度手順 2 を実行して、保存して復元したアーティファクトが正しく機能することを確認します。
コンテナーを実行します。
Podman を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ podman run _<OUTPUT_APPLICATION_IMAGE_NAME>_
Docker を使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ docker run _<OUTPUT_APPLICATION_IMAGE_NAME>_
- コンテナーが実行され、アプリケーションが応答していることを確認します。
これらの手順を実行すると、通常、ビルダーイメージが予想通りに機能しているかどうかが分かります。