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27.11.5. Azure Storage Account シークレットの作成

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Azure Storage Account の名前とキーをシークレット設定に定義します。これは後に OpenShift Container Platform で使用できるように base64 に変換されます。

  1. Azure Storage Account の名前とキーを取得し、base64 にエンコードします。

    apiVersion: v1
    kind: Secret
    metadata:
      name: azure-secret
    type: Opaque
    data:
      azurestorageaccountname: azhzdGVzdA==
      azurestorageaccountkey: eElGMXpKYm5ub2pGTE1Ta0JwNTBteDAyckhzTUsyc2pVN21GdDRMMTNob0I3ZHJBYUo4akQ2K0E0NDNqSm9nVjd5MkZVT2hRQ1dQbU02WWFOSHk3cWc9PQ==
  2. シークレット定義を azure-secret.yaml などのファイルに保存し、シークレットを作成します。

    $ oc create -f azure-secret.yaml
  3. シークレットが作成されたことを確認します。

    $ oc get secret azure-secret
    NAME          TYPE      DATA      AGE
    azure-secret   Opaque    1         23d
  4. OpenShift Container Platform に PV を作成する前に、PV をオブジェクト定義に定義します。

    Azure File を使用した PV オブジェクト定義の例

    apiVersion: "v1"
    kind: "PersistentVolume"
    metadata:
      name: "pv0001" 1
    spec:
      capacity:
        storage: "5Gi" 2
      accessModes:
        - "ReadWriteMany"
      azureFile: 3
        secretName: azure-secret 4
        shareName: example 5
        readOnly: false 6

    1
    ボリュームの名前。これを使用して、PV Claim (永続ボリューム要求) で、または Pod から、ボリュームを識別する必要があります。
    2
    このボリュームに割り当てられるストレージの量。
    3
    これは使用されるボリュームタイプを定義します (azureFile プラグイン)。
    4
    使用されるシークレットの名前。
    5
    ファイル共有の名前。
    6
    デフォルトは false (読み取り/書き込み) です。ここで ReadOnly を指定すると、VolumeMountsReadOnly 設定が強制的に実行されます。
  5. 定義を azure-file-pv.yaml などのファイルに保存し、PV を作成します。

    $ oc create -f azure-file-pv.yaml
    persistentvolume "pv0001" created
  6. PV が作成されたことを確認します。

    $ oc get pv
    NAME      LABELS    CAPACITY   ACCESSMODES   STATUS      CLAIM     REASON    AGE
    pv0001    <none>    5Gi        RWM           Available                       2s

これで、PVC (永続ボリューム要求) を使用してストレージを要求 し、新規の永続ボリュームを活用できるようになります。

重要

PV Claim (永続ボリューム要求) は、ユーザーの namespace にのみ存在し、同じ namespace 内の Pod からしか参照できません。別の namespace から永続ボリュームにアクセスしようとすると、Pod にエラーが発生します。

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